Moodle4.1のマニュアルはこちら
「ロールを切り替える」機能は確かに元々のmoodleには備わっているのですが、利用制限の適用など実際の学生と異なる部分があるため、メニューから削除しております。この機能は手軽に使えてよいのですが、弊害が大きいと判断してそのようにしております。ご理解いただければと思います。
代替の機能として、架空の学生アカウントを作成してそれをコースに学生として登録し、教師として使っているのとは別のブラウザでログインして試すというのを推奨しています。
架空の学生アカウントは、以下のように「ローカルアカウント」を作成して使います。
「メールアドレス」と「初期メールアドレス」ですが
という違いがあります。通常の広大IDアカウントですと
になります。架空の学生アカウントの場合は、適当なアドレス(不達のものでも良い)を設定し、ご自分のアドレスなどは入れない方が良いと思います。
つぎに、作成したアカウントをコースに登録します。
以上で準備終了です。作成したアカウントでログインするには、最初のログイン画面で 「ローカルアカウントでログイン」を開いてください。
Stream動画の視聴確認までしたい場合には、Microsoft 365の利用権限も必要です。その場合、ローカルアカウントでは駄目です。「クラスアカウント」をメディアセンターのホームページで作成し、moodleのログイン画面で「クラスアカウントでログイン」とします。クラスアカウントは、作成してすぐにMoodleで利用できず、最大1時間待たないといけないことにご注意ください。
A: 教職員はコースを作成することは可能です。テスト用のコースは以下のようにして作成してください。「コースカテゴリ」に「Test」をご利用ください。
A: 上記と同じ要領でコースを作成してください。講習会用のコースは、「コースカテゴリ」に「その他」をご利用ください。
A: 複数学生をまとめて登録したい場合は、「コースの管理」機能を使ってください。
1,2名を登録したい場合は以下の質問のように、コース内の「参加者」を使ってもよいです。
A: 以下のようにしてください。
A: すでにコースに登録されている利用者は、検索で「候補なし」となりますのでご注意ください。「すでに登録済みです」と出てくれれば良いのですが。
また、名前で検索するのにフルネームを入れたい場合は「名 姓」と逆に入れてください。名と姓の間は半角スペース一つです。「龍馬 坂本」です。「坂本龍馬」「坂本 龍馬」「龍馬坂本」すべて無慈悲に「候補なし」となります。「龍馬」のように姓か名のいずれかだけでも検索可能です。あまり多くない名前の場合はその方が簡単ですね。
A: 以下のようにしてください。
A: TAは教員とほぼ同じ権限を持ち、教材の作成(資料アップロード、テストや課題の作成)や学生の提出物の採点をすることができます。TA(作成補助)は教材の作成は可能ですが、採点をすることはできません。
A: 「もみじ」リンクの機能で登録された学生は「参加者」では削除できません。moodle の「プレファレンス - コースの管理」の「学生登録」を使ってください。
A: コースへの登録を希望者に自分でさせたい場合は「自己登録」が使えます。
これで自己登録ができるようになります。コーストップページのURLにアクセスすれば、登録していない場合は「私を登録する」というボタンが表示されるようになります。コーストップページのURLは以下のような形式です。*には、該当コースの内部ID(整数値)が入ります。
https://moodle.vle.hiroshima-u.ac.jp/course/view.php?id=******
A: オプションをまちがえると、参加者のロールが全て消えてしまう場合があります。この場合は個人では復旧できませんので、センターにご連絡ください。
バックアップファイルをコースにリストアするときに、リストアするコースにコンテンツを追加する方法と、リストアするコースの内容を全て削除してバックアップファイルの内容で置き換える方法の蓋通りがあります。後者を選んだ際、リストア中「コース設定」という画面で「現在のロール及び登録を保持する」というところをかならず「Yes」に設定してください。デフォルトが「No」なのですが、そのままにしてリストアを実施すると、操作している先生も含め、コース内のすべてのユーザのロール情報が失われてしまいます。
A: もうしわけありません、できません。
A. Microsoft 365 に動画をアップロードし、それを視聴するための情報をmoodleに掲載してください。
詳細は2023年3月の講習会でご案内しております。
動画を視聴させるだけではなく、動画ファイルそのものを学生にダウンロードさせたい場合には、「ファイル」としてmoodleに掲載してください。その場合、動画ファイルの大きさにご注意ください。アップロードできるファイルサイズの上限はデフォルトで250MBです。コース設定で上限は4GBまで増やすことができますが、なるべく動画サイズを縮小するようにご留意お願いいたします。
A. 動画のアクセス権の設定が正しくない、もしくは、アクセス許可を与えたグループに該当学生が入っていないと思われます。
以下のページの(3)を参照してください。
A. Stream動画を学生が視聴できない原因のすべてが、moodleの設定にあるわけではありません。学生が動画にアクセスした時に表示されるエラーメッセージの内容によって、確認するべきものが異なります。
まずは学生に、動画にアクセスした時にどのようなエラーが表示されるのかを尋ねてください。 その上で、エラーメッセージごとに対処法をまとめた以下のページをご覧ください。
A. moodleには、Bb9のコースに掲載されていたStream動画を、moodleコースに掲載するツールが用意されています。そのツールを使ったStream動画の掲載方法は以下の通りです。
以上で、moodleコースへの動画掲載はできました。しかし上記の操作だけでは、コースの登録者は動画を視聴することはできません。コース登録者が動画を視聴できるようにするためには、引き続き視聴権限の設定が必要です。
そのために、現在のmoodleコース登録者のためのグループをTeamsで作成し、moodleの登録者情報を使ってメンバー登録を行います。
次にStreamで、動画に対する視聴権限をこのグループに与える設定をします。
A: 課題をひらいて、「すべての提出を表示する」をクリックしてください。
A: 追加提出を許可することで、学生は課題を複数回提出することができます。
「追加提出」に「手動」、「合格するまで自動」のいずれを選択した場合でも、実際に学生に追加提出させる際には、必ず教員の介入が必要です。
「手動」の場合:以下のいずれかの方法で追加提出を許可します
「合格するまで自動」の場合
A: 課題の設定で「提出設定 - 学生に提出ボタンのクリックを求める」をNOにして、遮断日時以降に採点をするようにしてください。
初期設定では「学生に提出ボタンのクリックを求める」がYESになっていて、学生は課題作成の際に下書き→提出のプロセスを辿るようになっています。この場合、一旦提出すると教員が追加提出を許可(もしくは設定によっては不合格の点数をつける)しないと学生は再提出ができません。
初期設定から変更し「学生に提出ボタンのクリックを求める」をNOにすると、「下書き」の状態がなくなり、提出物を送信する操作で提出とみなされるようになります。この場合、教員から見ると「課題は提出されていて、採点しても良い状態」となっていますが、学生から見ると「いつでも修正可能(=再提出可能)」な状態になります。学生は間違えて提出したものを自分で修正することができ便利ですが、教員が採点した後に学生が(自分の都合で)書き換えてしまうということも起こる可能性があり、好ましくないためこれをデフォルトとはしていません。
この設定にした場合、以下のいずれかで学生は提出分の変更ができなくなります。
ですので、遮断日時を設定した上で、その日時以降に採点をする、という運用とすれば問題ありません。他の課題と振る舞いが異なるため、学生には以下の旨を説明をすることが必要だと思われます。
A: moodleの課題には、PDFにオンラインで注釈をつけることができる機能があります。この機能はデフォルトで使えるようになっています。
学生から異なる形式のファイルが提出されてくることを避けたい場合は、提出ファイルの形式をPDFに限定することもできます。「課題」の編集ページで、「提出タイプ」を開き、「許可されるファイルタイプ」でPDFを指定してください。
A: 以下のようにしてください。
「提出をフォルダに入れてダウンロードする」にチェックを入れた場合、学生の提出物は学生ごとに作成されたフォルダに格納された状態でダウンロードされます。1人の学生が複数のファイルを提出している場合に便利ですが、そうでなければチェックを外してください。
この操作でZIPファイルがダウンロードされます。ZIPを展開すると、提出物の形式やダウンロード時の設定によって、以下のようなファイルが得られます。
「提出をフォルダに入れてダウンロードする」のチェックがある場合
「提出をフォルダに入れてダウンロードする」のチェックがない場合
A: そのような場合に使用できるワークシートを、moodleからダウンロードすることができます。そのワークシートを入手するためには設定は必要ですが、学生の課題提出後でもこの設定は可能です。 評定ワークシートの設定:
評定ワークシートのダウンロード:
評定ワークシートをExcelで開いて編集、保存します。保存したものを、moodleに反映させるためには、以下のようにします。
評定ワークシートのアップロード:
A: 提出物のステータスが「下書き」の場合、学生は、例え採点後であっても提出物を入れ替えたり編集したりすることができます。ですので、それを避けるために、採点前には学生が提出物を変更できないように、提出物をロックされた方がいいでしょう。
個別にロックする方法:
複数の提出物をまとめてロックする方法:
A: できます。以下のようにしてください。
A: 以下のようにすると、採点結果の公開日時を指定することができます。
A: 多肢選択問題ではそのような設定はできません。問題タイプに”All-or-Nothing Multiple Choice“を選んで作ってください。
A: 受験後に学生に何を提示するかは、テストの「レビューオプション」で設定します。デフォルトの状態では、テストの問題、学生の解答、解答の正誤などが表示されるようになっています。
例えばグループごとに受験時期をずらしてテストを課す場合など、受験後の学生にテストの正解を見せたくない時は、「答えの正誤」や「正解」のチェックを外すとテストの正解を隠すことができます。
また、テストの正解だけでなく、問題や評点も見せたくない場合は、すべてのチェックを外したください。そうすると「評定」にも評点が表示されなくなります。この場合、学生がテストを開いた場合に表示されるのは、受験回数と受験日時のみです。
A: 以下のようにします。
この表はダウンロードすることも可能です。「テーブルデータをダウンロードする」で形式を選択し、「ダウンロード」をクリックしてください。
A: 広大moodleには、コースに掲載した小テストや課題のような項目のアクセス状況レポートを提示するツールが用意されています。 確認できるアクセス状況レポートは以下の4種類です。
アクセス状況レポートの表示方法は以下の通りです。
また、「学生ごとのアクセス回数」と「アクセスデータ」はCSVでダウンロードすることができます。
A: コース間で項目をコピーすることができます。ただし、その場合コピー先コースで項目をコピーするセクションを指定できません。
例えば、コピー元コースの3番目のセクションにある項目を他のコースにコピーしようとしたら、コピー先コースの3番目のセクションにコピーされます。 項目が意図したセクションにコピーされていないことも想定されますから、その場合はコピー操作終了後に、項目を目的のセクションに移動する必要があります。