こちらもご覧ください:Bb9講習会資料 (PDF 6.7MB)
Bb9に動画を掲載する方法は二通りあります。
基本的にはOffice365 Streamを利用してください。100MB以下の小さな動画ファイルを学生にダウンロードさせたい場合は,Bb9のコースに直接アップロードをしてください。
1. Stream | 2. Bb9 | |
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配信方式 | ストリーミング | ダウンロード |
アップロード方法 | Streamのページでアップロードして,Bb9コースにリンク等を作成 | Bb9コースのコンテンツ作成メニューの「ファイル」から |
利点 | 実質的に容量制限なし/学生は閲覧しやすい | アップロードが簡単 |
欠点 | アップロード手段が煩雑/Bb9とは別にOffice365の認証が必要 | 容量制限がきつい/大きなファイルは視聴がしにくい |
制限事項 | 特になし | 1コースあたり合計5GBまで |
Office365 Streamは,大学内で動画ファイルを共有するのに向いていますが,学外に向けて動画を配信することはできません。通信環境に応じて,自動的に動画のビットレートを調整する機能や,再生速度を調整する機能もあり,学生には試聴しやすい環境と言えます。
注:ビットレートとは,1秒間あたりのデータ量のことです。大雑把にはファイルサイズ÷再生時間となります。この値が大きくなると画質はよくなりますが,通信環境がよくないところで視聴すると,コマ落ちしたり,止まってしまう原因にもなります。動画教材としては,ビデオカメラで撮影した1280×720サイズの映像で1.5Mbps以下,PowerPointで作成した動画で0.5Mbps以下が推奨です。
Bb9のコースに登録されている学生に,動画を見せたい場合を想定します。コース外の人に動画が見えても良いか,Bb9上でどのように見せるか,によって幾通りかの方法がありますので,それぞれお好みのものを選んでください。
まず,動画を見せる範囲を選択しましょう。
1の方がかなり手順は少ないです。いずれの場合も,初回にStreamにグループを作成し,その後動画をアップロードするのはそのグループに対して行うようにします。Teamsには履修学生とコミュニケーションをとるさまざまな機能が用意されていますので,それを活用していただくことも含めて,2がおすすめです。
動画ファイルのアップロードは以下のような手順で行います。
動画ファイルのサーバ上での準備作業が終了し,アップロード者が「公開」を押した時点で,グループに入っている学生たちは動画が視聴できるようになります。ただし,この時点では,グループを開くとか,ファイル名を知っていて検索するなどStream上で自力で動画を見つけないと,観られません。
最後にBb9に,Streamにアップロードした動画を見せるための項目を作成します。ここでも二つのオプションがあります。
いずれの方法も,Streamに動画をアップロードするたびにBb9に項目を作成します。Bb9において他の資料やテストなどと関連づけ,整理して授業コンテンツを提供できるようになります。
1の方法では,学生は動画を観る際にBb9から離れてStreamのサイトに移動することになります。
2の方法では1よりもやや手数は増えます。しかし,Bb9側に項目をクリックした記録が残りますし,動画の再生も含めて全てBb9上で観られることになりますので,学生が迷子になりにくいのもメリットと考えられます。この方法がおすすめです。
学生がBb9で埋め込み動画を再生しようとした時にエラーになる場合は、こちらのページを参考にしてもらってください。
学生に動画を「観せたい」場合はできるだけ Office365 Stream サービスを使ってください。何らかの理由で学生に動画ファイルそのものを配布したい(ダウンロードさせたい)場合に,コースへのアップロードを行ってください。コンテンツ作成メニューから「ファイル」を使います。「項目」の添付ファイルも使えますが,クリックした記録をすぐに確認できますので,「ファイル」がお勧めです。
学生がタイトルをクリックすると,Bb9の枠内で動画再生画面になります。動画再生画面を右クリックすると動画のダウンロードができます。
注:2020年度まで利用できていた「動画」は,対応ブラウザがほとんどありませんので利用不可とします。代わりに「ファイル」をご利用ください。