テスト受験後の学生に提示されるレビューの内容を変更したい

moodleの小テストでは、受験した学生に、解答状況や得点、フィードバックなどをレビューとして提示することができます。

下の画像は、デフォルト状態の「レビューオプション」セクションのスクリーンショットです。レビューの提示に対して、設定できる項目（いつ表示するのか、何を表示するのか）は多岐に渡っています。

いつ表示するのか

表示期間の選択肢は、「レビューオプション」にある以下の4種類です。

受講期限が未設定のデフォルトの状態では、学生にレビューが提示されるのは2.と3.のみで、1.と4.は選択できなくなっています。しかし受験可能期間の終了日時を設定すると、4.も表示期間の選択肢として選べるようになります。

1.については、以下をご覧ください。

小テスト設定ページの「問題の挙動」セクションの「問題動作」の設定によって、受験中にレビューを提示することができるようになります。選択できるのは、以下のモードです。

デフォルトでは「遅延フィードバック」が選択されています。これは、レビューを表示する前に学生に解答の提出を求めるモードなので、レビュー提示のタイミングに「学生の受験中」を選択することはできません。

「学生の受験中」にフィードバックを提示するようなテストを作成したい場合は、「問題の挙動」 > 「問題動作」を「遅延フィードバック」ではないモードに変更する必要があります。

レビューに表示できる項目を以下の表にまとめました。

項目	説明
受験	受験日時、受験の状態、所要時間、受験した問題（最大評点）、学生の解答が表示されます。
答えの正誤	学生の解答の正誤がマークで表示されます。
得点	各設問ごとの得点、テスト全体の得点が表示されます。このチェックを外すと評定表にテスト項目が表示されなくなります。
特定フィードバック	多肢選択問題の選択肢に設定するフィードバックなど、質問で設定したフィードバックが表示されます。
全般に対するフィードバック	各質問の解答内容（正解か、部分的正解か、不正解か）に応じて表示されるフィードバックです。
正解	問題に登録されている正解を表示します。
全体フィードバック	受験全体に対するフィードバックを表示することができます。設定によっては得点に応じたフィードバックを表示させることもできます。

各項目のチェックボックスにチェックを入れることで、その項目をレビューに含めることができるようになります。逆に、隠したい項目についてはチェックボックスのチェックを外してください。