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コースを再利用する
概要
今年度のコース(以降、旧コース)で使った項目を、来年度のコース(以降、新コース)でも使用したいということは多々あると思います。そのような場合、moopdleには以下のような機能を使って実現することができます。
- コースコピー
- バックアップ&リストア
- インポート
それぞれについて簡単にまとめます。
1.コースのコピー
旧コースをコピーして、新コースを作成するやり方です。事前にコピー先のコースを用意する必要はありませんが、既存のコースをコピー先に指定することはできません。また、旧コースの項目の中で、再利用したい項目を絞り込んでコピーするむこともできません。
この方法は、旧コースと全く同じ内容のコースを作成したい場合に便利です。
2.バックアップ&リストア
旧コースでバックアップを作成し、新コースにリストアするやり方です。事前にリストアするコースを準備する必要があります。自動作成のコースにリストアすることができます。 旧コースでのバックアップ時、新コースでのリストア時それぞれで、対象とする項目を選択できます。またリストア時には、新コースのコース設定に旧コースのものを上書きするかどうかも選択することができます。この上書き設定を誤ると、コースの編集権限を失うことがありますので注意が必要です。
登録されている教員が異なるコース間でコースの内容を共通にしたい場合に便利です。
3.インポート
旧コースのコンテンツを、新コースにインポートするやり方です。事前にインポート先のコースを準備する必要があります。自動作成のコースにインポートすることができます。インポート時に、再利用する項目を絞り込むことができます。
同じ教員が管理するコース間で、コースの内容を再利用したい時に便利です。
推奨はインポート
以下のような理由から、ここでは3番目のインポートを推奨します。
- 既存のコース(自動作成のコース)が新コースとして使用できる
- 編集権限を失いかねない設定箇所がない
- 以下にあげるように再利用する項目、しない項目を指定できる
再利用しなくてもいい項目の例
- 旧コースと新コースに必ず共通してある「連絡事項」
- 使用するテンプレートによっては重複する「コメントシート」
- 新コースでは使用しない項目
手順
日付について
旧コースにおいて、項目の「利用制限」の日付設定や、「課題」の締切日時など、日時を設定している場合は注意が必要です。 新コースにおいては、旧コースで設定された日付がそのまま引き継がれるわけではありません。 新コースの該当箇所に設定されるのは、次のような日時です。
新コースに設定される日時 = 「新コースの開設日時」 + (「旧コースの該当項目の設定日時」 ー 「旧コースの開設日時」)