Bb9 のコース再利用方法
前年度に作成してコンテンツを入れたコースを、今年度も利用したい場合には、2つの方法があります。
コンテンツだけを再利用:新しいコースを作る。コンテンツを前のコースからコピーする【おすすめです】
コース自体を再利用:コースは同じものを使い回す。履修学生を入れ替える
このページでは、上記の二つについて操作方法を示します。また、コースを再利用するときに便利な「日付管理機能」についても説明します。
1. コンテンツだけを再利用
通常の方法で今期用のコースを新規に作成し、前年度のコースからコンテンツのコピーを行います。前年度のコースが生きたままなので、学生はコースを復習に活用できます。「もみじ」との連携の設定も簡単です。デメリットとしては、コース背景やコースメニューなどのカスタマイズが引き継がれないことが挙げられます。
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コースができたら、その新しいコースではなく、「元のコース」を開きます。
コース左側の「コントロールパネル」から「パッケージとユーティリティ」をクリック、「コースのコピー」をクリックします
コースのコピー機能画面が開きます
「コピータイプの選択」で「既存のコースへのコース教材のコピー」を選びます
「宛先コースID」の「参照…」をクリックして新しい、コピー先のコースを選びます
「コース材料の選択」で「すべて選択」をクリックします
「添付ファイル」では「コンテンツの実ファイルをコピー(コースのホームフォルダ全体)」を選択します
登録の「コピーに登録情報を含める」はチェックしないでください
「送信」をクリックします
「送信」を押すと、画面がすぐに切り替わりますが、まだ処理は終わっていません。サーバ上でコピー処理が行われており、終了したら“Course Copy process complete” というタイトルのメールがBb9から届きます。
2. コース自体を再利用
新しいコースは作成せず、履修学生だけを入れ替えて利用する方法です。全く同じコースで使えますが、課題や小テストがある場合には、再履修学生の削除/再登録に注意しないとその学生の答案が適切に扱えなくなります。
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該当コースの学生登録画面を開きます(顔に矢印のアイコン
をクリック)
「『もみじ』に登録された学生を取り込む」の欄の表から、今年度の授業を選択
「指定以外の学生の削除」にチェックをつけて「次へ」
登録される学生と登録解除される学生の一覧が表示されます。前年度に履修していた学生が登録解除され、今年度の履修学生が登録されます
「登録」をクリック
該当コースの編集画面を開きます(鉛筆のアイコン
をクリック)
「学期」を変更します
必要に応じて「コース名」を変更します
「もみじ」リンクで、前年度の授業のチェックを解除し、今年度の授業にチェックをつけます
「更新」をクリック
日付管理
課題の提出期限や、ファイルの公開期間など設定に日付を持っているものがありますが、これらを指定した日数だけ一斉にずらす機能があります。
「コントロールパネル」の「コースツール」から「日付管理」を選びます
いくつかの操作オプションがありますが、デフォルトの「日数で調整」が簡単です。曜日を加味してずらす日数を入力してください
「開始」をクリックします
画面はすぐに切り替わりますが、処理はサーバ上で走っています。処理が終わったらその旨メールが届きます。