====== Bb9に動画教材を掲載する (2021年度版) ======
こちらもご覧ください:[[https://support.vle.hiroshima-u.ac.jp/files/public/20210702-bb9-video-r3.pdf|Bb9講習会資料 (PDF 6.7MB)]]
Bb9に動画を掲載する方法は二通りあります。
- Office365 Streamを利用(推奨です)
- Bb9のコースに直接アップロード
基本的にはOffice365 Streamを利用してください。100MB以下の小さな動画ファイルを学生にダウンロードさせたい場合は,Bb9のコースに直接アップロードをしてください。
| ^ 1. Stream ^ 2. Bb9 |
^配信方式|ストリーミング|ダウンロード|
^アップロード方法|Streamのページでアップロードして,Bb9コースにリンク等を作成|Bb9コースのコンテンツ作成メニューの「ファイル」から|
^利点|実質的に容量制限なし/学生は閲覧しやすい|アップロードが簡単|
^欠点|アップロード手段が煩雑/Bb9とは別にOffice365の認証が必要|容量制限がきつい/大きなファイルは視聴がしにくい|
^制限事項|特になし|1コースあたり合計5GBまで|
===== Office365 Stream を利用して動画教材を掲載する =====
Office365 Streamは,大学内で動画ファイルを共有するのに向いていますが,学外に向けて動画を配信することはできません。通信環境に応じて,自動的に動画のビットレートを調整する機能や,再生速度を調整する機能もあり,学生には試聴しやすい環境と言えます。
注:ビットレートとは,1秒間あたりのデータ量のことです。大雑把にはファイルサイズ÷再生時間となります。この値が大きくなると画質はよくなりますが,通信環境がよくないところで視聴すると,コマ落ちしたり,止まってしまう原因にもなります。動画教材としては,ビデオカメラで撮影した1280x720サイズの映像で1.5Mbps以下,PowerPointで作成した動画で0.5Mbps以下が推奨です。
==== 動画ファイルのアップロードと共有設定 ====
Bb9のコースに登録されている学生に,動画を見せたい場合を想定します。コース外の人に動画が見えても良いか,Bb9上でどのように見せるか,によって幾通りかの方法がありますので,それぞれお好みのものを選んでください。
まず,動画を見せる範囲を選択しましょう。

- 学内の誰に見えても構わない
* Streamでパブリックなグループを作成
* [[..:stream:lecutre-group-public|具体的な操作方法]]
- コースに登録された学生にだけ見えるようにしたい
* まずTeamsのチームを作成
* Bb9のコースと上記のチームをリンク(コースの履修生がチームに自動的に登録されるようになる)
* Stream上にTeamsのチームに対応したグループが自動的に作成される
* [[..:stream:lecutre-group-private|具体的な操作方法]]
1の方がかなり手順は少ないです。いずれの場合も,初回にStreamにグループを作成し,その後動画をアップロードするのはそのグループに対して行うようにします。Teamsには履修学生とコミュニケーションをとるさまざまな機能が用意されていますので,それを活用していただくことも含めて,**2がおすすめ**です。
動画ファイルのアップロードは以下のような手順で行います。
* Streamのサイトを開く
* 作成したグループを開く
* 動画ファイルをアップロード
* 必要なオプションを設定して「公開」
* [[..:stream:upload-and-share-video|具体的な操作方法]]
動画ファイルのサーバ上での準備作業が終了し,アップロード者が「公開」を押した時点で,グループに入っている学生たちは動画が視聴できるようになります。ただし,この時点では,グループを開くとか,ファイル名を知っていて検索するなどStream上で自力で動画を見つけないと,観られません。
==== Bb9上での項目の作成 ====
最後にBb9に,Streamにアップロードした動画を見せるための項目を作成します。ここでも二つのオプションがあります。

- Streamの個々の動画へのリンクを設置する
* アップロードした動画の「動画へのリンク」をコピーします
* Bb9で「URLリンク」を作成し,上記のリンクを設置します
* [[..:bb9:video-url-link|具体的な操作方法]]
- Streamの個々の動画をBb9のコースに埋め込む
* アップロードした動画の(HTML)埋め込みコードをコピーします
* Bb9で「空白ページ」を作成し,上記のコードを設置します
* [[..:bb9:video-blank-page|具体的な操作方法]]
いずれの方法も,Streamに動画をアップロードするたびにBb9に項目を作成します。Bb9において他の資料やテストなどと関連づけ,整理して授業コンテンツを提供できるようになります。
1の方法では,学生は動画を観る際にBb9から離れてStreamのサイトに移動することになります。
2の方法では1よりもやや手数は増えます。しかし,Bb9側に項目をクリックした記録が残りますし,動画の再生も含めて全てBb9上で観られることになりますので,学生が迷子になりにくいのもメリットと考えられます。この方法がおすすめです。
学生がBb9で埋め込み動画を再生しようとした時にエラーになる場合は、こちらのページを参考にしてもらってください。
* [[.:video-emberr|Bb9に埋め込んだ動画の再生エラー]]
===== Bb9のコースに動画ファイルを直接アップロードする =====
学生に動画を「観せたい」場合はできるだけ Office365 Stream サービスを使ってください。何らかの理由で学生に動画ファイルそのものを配布したい(ダウンロードさせたい)場合に,コースへのアップロードを行ってください。コンテンツ作成メニューから「ファイル」を使います。「項目」の添付ファイルも使えますが,クリックした記録をすぐに確認できますので,「ファイル」がお勧めです。
学生がタイトルをクリックすると,Bb9の枠内で動画再生画面になります。動画再生画面を右クリックすると動画のダウンロードができます。
注:2020年度まで利用できていた「動画」は,対応ブラウザがほとんどありませんので利用不可とします。代わりに「ファイル」をご利用ください。